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エネルギー効率改善都市(具体的な取り組みと展望)

そもそもDistrict Energyは都市内でのコジェネレーション連携を推進する地域エネルギー供給(地域熱供給)が目的だが、SE4ALLでは地域毎の実状に合わせたさまざまな取り組みも対象とする。

いわゆるエネルギー効率改善都市に選定された5つの都市は、それぞれに省エネルギーへの取り組みや再生可能エネルギーの導入などを積極的に実施している。その上でミルウォーキーは下水管社会主義で、メキシコシティは大気汚染対策で、リマはUNIDO(国際連合工業開発機関)のISID(包摂的で持続可能な工業開発)による「貧困や環境問題対策を盛り込んだリマ宣言」の履行[10]、コペンハーゲンは自転車社会の展開でEUによる欧州グリーン首都賞に選定、そして富山市LRT(次世代型路面電車)や小水力発電により経済産業省のエコタウンや国の新成長戦略「21の国家戦略プロジェクト」のひとつ環境未来都市にも選定されていることが評価された(もともと富山市イタイイタイ病発祥地であることから環境問題には敏感で、その結果として全国の自治体の中でもエネルギー消費を含むジニ係数の格差が少ない都市となった)。

エネルギー効率改善都市へは都市のみならず、UNEP(国際連合環境計画)・国連ハビタット・IEA(国際エネルギー機関)のような国際機関、IDEA(国際地域エネルギー協会)のような業界団体、そしてシーメンスのような企業も指名参加する[2]。

世界的エネルギー効率加速プラットフォームへは、中国の済南市、フィリピンのマニラ、モンゴルのウランバートルカザフスタンアルマトイとアスタナ、ブータンティンプーモンテネグロツェティニェポーランドワルシャワ、メキシコのレオン、ペルーのリマ、マレーシアのイスカンダル地区(10自治体)の12都市が参加を表明した。

この他、「District Energy System(ディストリクト・エネルギー・システム、地域エネルギーシステム)」という、いわゆる地域エネルギー供給導入(日本では設備システムエネルギー消費係数の向上として捉えられる)に韓国のソウル、中国の済南市と鞍山市、ケニアのナイロビ、イタリアのミラノ、フランスのパリ、ルーマニアのフォクシャニ、フィンランドヘルシンキスウェーデンのベクショー、イギリスのロンドン、カナダのバンクーバーアメリカのセントポールコスタリカサンホセ、コロンビアのサンティアゴ・デ・カリエクアドルのキト、ブラジルのレシフェソロカーバが関心を示している。

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